nirvāṇa(英語表記)nirvana

翻訳|nirvana

世界大百科事典(旧版)内のnirvāṇaの言及

【ジャイナ教】より

…業の身体は,その性質の善悪によって6段階の知覚できない色(レーシュヤーleśyā)を発しているという。業を引きずり苦しみの輪廻世界をさまよう霊魂がやすらぎの境地(ニルバーナnirvāṇa。〈涅槃〉)あるいは解脱(モークシャmokṣa)を得ようと望むならば,すでに付着した業物質の除滅(ニルジャラーnirjarā)と新たな業物質の流入の防止(サンバラsaṃvara)が必要となる。…

【涅槃】より

…サンスクリットのニルバーナnirvāṇaをなまった俗語からの音写語と考えられ,そのほか泥洹(ないおん),泥曰(ないおつ),などとも表記される。〈吹き消された〉ことという意味に起源する語で,本来は生命の火が吹き消された状態,すなわち〈死〉を意味するので,滅度(めつど),寂滅(じやくめつ)などと訳された。…

※「nirvāṇa」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android