内科学 第10版 「PAS染色」の解説
PAS染色(特殊染色)
染色
グリコーゲンやムコ多糖類を検出する染色で,成熟好中球,巨核球は強陽性,リンパ球では多くの場合顆粒状・塊状に染まる.赤白血病やMDSにおける異常赤芽球がときにPAS陽性を示し,臨床的意義がある.[通山 薫]
■文献
日本検査血液学会編:スタンダード検査血液学,医歯薬出版,東京,2003.Swerdlow SH, Campo E, et al: WHO Classification of Tumours of Haematopoietic and Lymphoid Tissues, IARC Press, Lyon, 2008.
出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報