世界大百科事典(旧版)内のpatronageの言及
【公務員試験】より
…またプロイセンでは18世紀前半にすでに官吏任用試験が実施されていた。一方イギリスでは官吏の情実任用patronageが支配していたが,1855年と70年の改革により公開競争試験制度が採用されるようになった。アメリカも猟官制度spoils systemを改革し,公開競争試験を規定した公務員法(ペンドルトン法)が83年に成立した。…
【情実任用】より
…英語ではパトロネージpatronageという。この言葉は,もともと教会または寺領の僧職の欠員候補の推薦権を意味したが,転じて,親族,友人,政治的支持者などに官職任用の優先権を与えたり,彼らに契約,選挙権,栄誉などを賦与したりすることを意味するようになった。…
※「patronage」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」