世界大百科事典(旧版)内のRichelieuの言及
【ルメルシエ】より
…ルイ13世の命によりルーブル宮殿の増築を手がけ,カリアティード(女人柱)で名高い時計の楼館(1641)などを実現した。またリシュリュー枢機卿との関係が深く,彼の館パレ・ロアイヤル(1624‐36),彼の寄進になるソルボンヌの礼拝堂(1626‐42)などを設計し,さらにトゥール南西方のリシュリューRichelieuに彼のための城館と都市を建設。とりわけリシュリューの新都市の建設は,街路線の規定や整然とした地割,標準設計による住宅とその分譲など,新しい時代の都市開発を告げる先駆例となった。…
※「Richelieu」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」