RSは「Recommended Standard」の略。RS-232はEIA(Electronics Industry Association)が策定したシリアル通信の標準規格。25ピンのD-Subまたは9ピンのD-Subコネクターを用いる。規格上は25本の信号線すべてに対してその目的とタイミングが規定されているが、実際のデバイス接続では、このうちの数本しか利用されないことが多い(シリアル通信であるため、データを送る線はただ1つのみ)。1994年にこの規格の正式名称はTIA/EIA-232-Eとなったが、現在でも一般にはRS-232規格と呼ばれることが多い。