食事摂取基準(読み)ショクジセッシュキジュン

デジタル大辞泉 「食事摂取基準」の意味・読み・例文・類語

しょくじせっしゅ‐きじゅん【食事摂取基準】

《「栄養所要量」の新しい名称で、平成17年(2005)から使用厚生労働省が5年ごとに発表する、日本人が健康を維持・増進するために摂取する各栄養素エネルギーの基準量。栄養素については、推定平均必要量・推奨量・目安量・耐容上限量・目標量の5段階が示されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「食事摂取基準」の解説

食事摂取基準

 DRIと略していわれる.米国では,1941年以来,推奨される栄養素の摂取量をRecommended Dietary Allowances (RDA) すなわち推奨所要量という形で表してきたが,1990年代後半になり,その方針を改め,Dietary Reference Intake (DRI) とすることとした.DRIとは,従来のRDAのほか,その策定の基準となっていた推定平均必要量Estimated Average Requirement (EAR),さらに適正摂取量Adequate Intakes (AI),許容上限摂取量Tolerable Upper Intake Levels (UL),を統一したもので,各栄養素についてこれらの値を,グループごとに示すという方針をとっている.第六次改定日本人の栄養所要量も基本的にこの方向を採用し,いくつかの栄養素については上限摂取量の策定などを行った.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む