世界大百科事典(旧版)内のshāhānshāhの言及
【シャー】より
…近代ペルシア語で〈支配者〉〈王〉を意味する語(古代ペルシア語xshāyathiya,パルティア・中世ペルシア語shāh)。アケメネス朝およびササン朝の皇帝は,〈王中の王(シャーハーンシャーshāhānshāh)〉の称号をもち,彼らは神から帝国の統治権を授かった絶対専制君主であった。イスラム期に入ると,8世紀半の間はイランでもシャーの称号はほとんど用いられず(ブワイフ朝の君主はシャーハーンシャーの称号を用いた),アミール,スルタン,マリクの称号が用いられた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」