最新 地学事典 「SINE法」の解説
サインほう
SINE法
SINE method
レトロトランスポゾンの一種であるSINEのゲノムへの挿入を指標とした分子系統学的手法の一つ。SINEはゲノムに挿入すると抜け落ちることがないため,種間においてゲノムの同じ場所にあるSINEは,それらの共通祖先で挿入したと考えることができる。そのため,SINEを共有する種は共有していない種と比べて近縁であると,結論づけることが可能となる。原理的には他のレトロトランスポゾンの挿入も用いることができる。
執筆者:二階堂 雅人
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

