知恵蔵 「SnapChat」の解説
SnapChat
SnapChatを使用するにはユーザー登録が必要で、ユーザーは、AppStoreやGooglePlayからSnapChatをダウンロードした後に、専用サイトにアクセスして、サインアップ画面で、メールアドレスやパスワード、誕生日、ユーザーネームなどを入力する。画像データを送受信する双方にSnapChatのアプリが必要となる。
画像データを送りたいユーザーは、SnapChatを起動して、画像データが受信者側で消滅する時間を、1~10秒までのいずれかに設定する。後は、送信者のユーザーネームを指定して送信するのみ。グループ指定による複数人への一斉送信も可能で、送信者は、受信者が送信データを見たかどうかをステータスで確認することができる。
受信者側で再生された送信データは、受信者のデバイスやSnapChatサーバーから完全に削除される。受信者がデータの消滅前にスクリーンショットを撮った場合、そのデータの削除はできないが、スクリーンショットを撮ったことは送信側に通知される。
SnapChatの開発元である米SnapChat社(CEO Evan Spiegel氏)が、フェースブック社やグーグル社からの30億ドル以上の買収提案を拒否したことでも大きな話題となった。
(横田一輝 ICTディレクター / 2014年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報