削除(読み)サクジョ

精選版 日本国語大辞典 「削除」の意味・読み・例文・類語

さく‐じょ‥ヂョ【削除】

  1. 〘 名詞 〙 いったんできあがった文章などの一部または全部を削ること。
    1. [初出の実例]「閣下の説に拠れば、本大臣提出したる草案中最後の二項を除くの外は、悉く之を削除せんとするに在り」(出典:伊藤特派全権大使復命書附属書類(1885)天津談判)
    2. [その他の文献]〔呉志‐呉範伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「削除」の読み・字形・画数・意味

【削除】さくじよ(ぢよ)

けずりとる。〔南史文学、鍾伝〕永元の軍官は是れ素族士人、自ら貫(貴族的な身分り。斯(こ)れに因りてを受く。一に宜しく除し、以て澆(みだ)りに競ふ(とど)むべし。

字通「削」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

カメラマン写真用語辞典 「削除」の解説

削除

 撮影したデジタル画像メモリから消し去ること。消去とも言う。一度削除したデータ二度と元に戻らないので、本当に削除するのかどうか、カメラが重ねて確認してくることが多い。誤認削除を防止するため、画像プロテクトロック)をかけることが可能な機種が多い。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android