世界大百科事典(旧版)内の《Traitédel'économiepolitique》の言及
【モンクレティアン】より
…05年,決闘事件を引き起こしイギリスに亡命したが,11年許されて帰国した。帰国後は劇作を離れ,刃物製造のための製鉄事業を始めるとともに,《政治経済論要綱Traité de l’économie politique》(1615)を著し,王国経済の現状に対する省察と将来への提言を行ったが,この書は重商主義理論の先駆的業績として知られている。その後,王政府の弾圧政策に対抗して形成された,ロアン公を中心とするプロテスタント陣営に身を投じ,画策中不意打ちに遭って落命した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」