世界大百科事典(旧版)内のtuberの言及
【球根】より
…グラジオラス,クロッカス,フリージア,バビアナなど。(3)塊茎tuber 地下の茎に養分を蓄えて肥厚し塊状となったもの。シクラメン,カラジウム,グロキシニア,アネモネなど。…
【地下茎】より
… 地下茎は地面からすぐ下にある場合が多いが,スギナやハスなどのようにかなり深く地中を横走することもあり,これらの場合通気腔が発達している。地下茎はその形状から,横にはうものを根茎rhizome,塊状,球状のものを塊茎tuber,球茎corm,鱗片葉がつくものを鱗茎bulbなどという。シダ類のワラビやウラジロの地下茎は地中を長くはい,枝分れし,典型的な根茎であるが,斜上したり短く直立する根茎もある。…
【根】より
…根には柔組織が比較的よく発達しているが,その細胞にデンプンが貯蔵されていることが多い。養分の貯蔵が異常に発達したものが貯蔵根storage rootで,アブラナ科のものでは胚軸と主根の基部がよく発達するし,サツマイモでは根(塊根tuber)そのものが肥大している。根が地上に現れたものを気根といい,通気のはたらきをするものもある。…
※「tuber」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」