世界大百科事典(旧版)内のTyphōeusの言及
【テュフォン】より
…ギリシア神話の怪物。テュフォエウスTyphōeusともいう。オリュンポスの神々がガイア(〈大地〉)の子たるティタン神族およびギガンテスを征服したとき,怒ったガイアが最後に生んだ子で,天にも届く背丈,伸ばせば世界の東西の涯にも達する両腕,百の蛇の頭,火を放つ目をもち,腿(もも)から下は巨大な毒蛇がとぐろを巻いた形をしていた。…
※「Typhōeus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」