vajra

世界大百科事典内のvajraの言及

【金剛】より

…〈堅固なるもの〉という意味であるが,普通には〈金剛石〉(ダイヤモンド)または〈金剛杵(こんごうしよ)〉を指す。サンスクリットのバジュラvajraの訳。バジュラはもとインドラ神の武器で,雷またはそれをかたどった杵形の武器のことであるが,この武器は,それ自身何の影響も受けることなく他のあらゆるものを破壊することから,〈堅固〉と〈摧破(さいは)〉の二つの属性をもつとされ,物質として最も硬いダイヤモンドを意味するようにもなった。…

【金剛杵】より

…また,密教で用いられる法具の一種。サンスクリットのバジュラvajraの訳。バジュラは,把手の両端に鋭い刃のついた杵形の武器で,雷をかたどったものといわれ,本来は雷霆(らいてい)神インドラの所持物であったが,のち仏教では,この武器を持った神(執金剛神)がいつも影のように仏につき従い,仏を守護していたと考えられた。…

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出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報