デジタル大辞泉
「金剛夜叉明王」の意味・読み・例文・類語
こんごうやしゃ‐みょうおう〔コンガウヤシヤミヤウワウ〕【金剛夜叉明王】
《〈梵〉Vajra-yakṣaの訳》五大明王の一。北方を守護し、悪魔を降伏する。三面六臂で、中心の面は五眼。火炎を負い、怒りの相を表す。杵・箭・剣・弓などを持つ。金剛夜叉。金剛薬叉。
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こんごうやしゃ‐みょうおうコンガウミャウワウ【金剛夜叉明王】
- ( 「金剛夜叉」は[梵語] Vajra-yakṣa の訳。金剛薬叉とも訳す ) 仏語。五大明王の一つ。北方を守護し、一切の悪魔を降伏(ごうぶく)する明王。五眼・三面・六臂で、忿怒の相をとり、右手に五鈷杵・箭・剣を、左手に鈴・弓・輪を持つ。金剛夜叉。金剛明王。
金剛夜叉明王〈京都府教王護国寺〉
- [初出の実例]「北方に金剛夜叉明王(こんがうやしゃみゃうわう)中央に大日大聖不動」(出典:謡曲・道成寺(1516頃))
- [その他の文献]〔大乗観想曼拏羅浄諸悪趣経‐下〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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金剛夜叉明王 (こんごうやしゃみょうおう)
サンスクリット名Vajrayakṣa。五大明王の一尊で,北方不空成就如来の教令輪身(きようりようりんしん)(忿怒身)とされる。烏蒭沙(瑟)摩(うすさま)明王と同体と考える説もある。身色は青黒色で三面六臂(ぴ)あり,片足を挙げて立つ。正面の顔は五眼があり,第1手は左手に五鈷鈴(ごこれい),右手に五鈷杵(しよ),第2手は左に弓,右に箭(や),第3手は左に輪宝,右に剣を持つ。悪を除き息災の祈願を目的として,この尊を本尊に金剛夜叉法を修する。
執筆者:関口 正之
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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金剛夜叉明王
こんごうやしゃみょうおう
五大明王の一尊。北方の尊。サンスクリット語でバジラヤクシャVajra-yak
aといい、金剛薬叉とも音写する。密号を調伏(ちょうぶく)金剛という。三面六臂(ろっぴ)像で、中心面は五眼、手に弓、箭(や)、剣(つるぎ)、輪印、五鈷杵(ごこしょ)、金剛鈴を持つ。烏枢沙摩(うすさま)明王と同体とする説がある。『瑜祇経(ゆぎきょう)』下巻にこの尊を中心とする金剛夜叉曼荼羅(まんだら)図を説くが、日本ではあまり制作されなかった。
[真鍋俊照]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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金剛夜叉明王
こんごうやしゃみょうおう
Vajrayakṣa
五大明王の一つで,北方に配置されている。忿怒形をもち,三面六臂である。また釈迦如来の化身ともいわれている。金剛夜叉法といわれる修法は,調伏と息災を祈って行われるものである。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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金剛夜叉明王 こんごうやしゃみょうおう
密教の明王。
不空成就如来の化身とされ,すべての悪をくいつくす。三面六臂(ろっぴ)の忿怒(ふんぬ)相で,中央の顔には五つの眼があり,手には武器をもつ。京都の教王護国寺,醍醐(だいご)寺などの像が有名。五大明王のひとつで,北方を守護する。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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