世界大百科事典(旧版)内のVLS機構の言及
【ホイスカー】より
…大きさは径0.1~100μm,長さ10~100μm程度で,欠陥のない完全結晶であるため強度が大きい。ホイスカーの成長機構としては,基部から気化した物質がホイスカー先端にできた不純物による液相部で液化し,さらに固体となって成長するとするVLS機構が最も有名である(VLSはvapour‐liquid‐solidの略)。 ホイスカーは引張強さが大きいことにより,複合材の強化用として注目されている。…
※「VLS機構」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」