20世紀西洋人名事典 「W.G.ハーディング」の解説
W.G. ハーディング
Warren Gamaliel Harding
1865.11.2 - 1923.8.2
米国の政治家。
元・アメリカ合衆国大統領(第29代)。
オハイオ州生まれ。
「マリオン・スター」紙の社主として活躍した後、政界入りし、1900年オハイオ州上院議員となる。’04年同州副知事、’15年連邦上院議員を歴任し、’20年第29代アメリカ大統領となる。ヒューズ国務長官やフーバー商務長官など有能な閣僚に恵まれ、ワシントン軍縮会議や外交面で成果を上げ、国内経済も順調な軌道に乗せることに成功する。しかし、ティーポット・ドーム事件など汚職事件が頻発し、ハーディング政権の名声を傷つける。彼は事件が公になる前に遊説先のサンフランシスコで急死した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報