20世紀西洋人名事典 「W.S.アダムズ」の解説
W.S. アダムズ
Walter Sydney Adams
1876.12.20 - 1956.5.11
米国の天体物理学者。
元・アメリカ天文学会長,元・国際天文連合副会長。
アンティオケ(シリア)生まれ。
1901年ヤーキス天文台助手となる。’04年ウィルソン山天文台員となり、装置開発に尽力し副台長を経て、’23年台長となる。’31年からアメリカ天文学会長、’35年から国際天文連合副会長となる。恒星分光学の実地研究の先駆的指導者で分光視差法を確立し、天文学の発展に貢献した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報