WGS-84測地系(読み)ダブリュージーエスはちじゅうよんそくちけい

最新 地学事典 「WGS-84測地系」の解説

ダブリュージーエスはちじゅうよんそくちけい
WGS-84測地系

WGS-84 geodetic system

米国の国防地図局が1984年に決定した世界共通の測地座標系。その原点は地球の重心に一致し,Z軸は地球の平均自転軸に一致し,X軸がグリニッジの原子午面に向いていて,XY面は赤道面に一致している直交座標系で,ある点の位置を表すことができる。またその中心が地球の重心に一致し,短軸がZ軸に一致し,赤道面がXY面と一致するような位置に置かれた地球楕円体上の緯度φ,経度λ,高さhによって任意の地点の位置を表現することもできる。この楕円体の赤道半径aは6,378,137m,扁平率fは1/298.257223563である。この扁平率は,地球引力ポテンシャルの二次帯球球関数の係数C20=-484.16685に対応している。正規重力a, fのほか自転角速度ω=7.292115×105rad/s, 万有引力定数Gと地球の全質量Mとの積GM=398,600.5km3/s2の定数を用いて計算できる。このような測地定数のシステム全体をWGS-84測地系という。汎地球測位システム(GPS)では,その測定結果はこの測地系によって与えられる。

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