X機
えっくすき
現用航空機にかわる新機種の計画に対し、それが具体化するまで仮に用いられる呼び方。機種を示す記号と組み合わせ、A-X(次期攻撃機)、F-X(次期戦闘機)などのように使われる。こうした呼び方は第二次世界大戦後にアメリカ軍が使い始め、日本などもそれに倣って使用している。またアメリカ軍では、航空技術の研究・実験だけを目的とした機種を示すのにXという記号を用いており、1947年に世界で初めて音速を超えたX-1がその最初である。
[藤田勝啓]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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