Zamīndār(その他表記)Zamindar

世界大百科事典(旧版)内のZamīndārの言及

【ザミーンダーリー制度】より

…1793年コーンウォリス総督によってベンガル管区に導入され,以後イギリス支配期を通じて北インドを中心に実施された土地所有・徴税制度。〈永代ザミーンダーリー(地税)制度〉ともよばれる。〈ザミーンダールZamīndār〉とは,ペルシア語のザミーンzamīn(土地)とダールdār(所有者)の合成語で,土地保有者一般を意味したが,本来,イギリス支配以前に存在していたヒンドゥー領主層,村落の小地主層,またムガル時代に土着化していったムスリム(イスラム教徒)豪族層など多様な在地支配層が含まれていた。…

※「Zamīndār」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android