現代外国人名録2016 「ヘルムートラッヘンマン」の解説
ヘルムート ラッヘンマン
Helmut Lachenmann
- 職業・肩書
- 作曲家
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1935年
- 出生地
- バーデン・ビュルテンベルク州シュトゥットガルト
- 経歴
- シュトゥットガルト、ダルムシュタットで学んだ後、ベネチアでルイジ・ノーノに、ケルンでカールハインツ・シュトックハウゼンに師事。シュトゥットガルト、ルートヴィヒスブルクで教鞭を執り、1976年以後ハノーファー音楽大学教授を務める。’60年代後半から新しい音楽語法と構造を求め、従来とは異なる独自の響きを探究。通常の楽器奏法を拒み、特殊奏法を徹底した構造的な音楽作りを試みる。欧州の戦後第二世代の前衛音楽界を代表する作曲家の一人。作曲作品に「5つのストロフ」(’61年)、「シュヴァンクンゲン・アム・ラント」(’74〜75年)、「ドイツ歌曲による舞踏組曲」(’79〜80年)などがある。2000年オペラ「マッチ売りの少女」(’97年初演)が日本で初演された。2009年武満徹作曲賞の審査員として来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報