寝待月(読み)ねまちづき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「寝待月」の意味・わかりやすい解説

寝待月
ねまちづき

陰暦19日の夜の月の異称。18日の座して待つ居待月よりも月の出がやや遅いので寝て待つ月の意であるが、転じて、広く20日前後の月の称としても用いられる。臥(ふし)待月寝待の月などともいい、20日の更待(ふけまち)月に先だち、狭義には8月19日の月をいう。

[宇田敏彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android