油を差す(読み)あぶらをさす

精選版 日本国語大辞典 「油を差す」の意味・読み・例文・類語

あぶら【油】 を 差(さ)

  1. あぶらさす(油差)日葡辞書(1603‐04)〕
  2. ( 油を注いで火勢を盛んにさせるところから ) 元気づける。また、人を扇動する。おだてる。
    1. [初出の実例]「咄したら悦ばんしょと油さす」(出典:雑俳・壬生の雨(1742頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む