火の中水の底(読み)ヒノナカミズノソコ

デジタル大辞泉 「火の中水の底」の意味・読み・例文・類語

なかみずそこ

ひどい苦しみや困難な境遇に身を置くたとえ。火の中水の中。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「火の中水の底」の意味・読み・例文・類語

ひ【火】 の 中(なか)(みず)の=底(そこ)[=中(なか)

  1. 燃えている火の中や深い水の中。艱難辛苦の中のたとえ。「たとえ火の中水の底」
    1. [初出の実例]「軍に立ずは立ぬ迄よ火の中水のそこ迄と、いひし詞をちがへふか」(出典:浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む