痘痕顔(読み)イモガオ

デジタル大辞泉 「痘痕顔」の意味・読み・例文・類語

いも‐がお〔‐がほ〕【痘痕顔】

痘瘡とうそうのあとのある顔。あばたづら。いもがさがお。
「―でも愛敬あばたで、随分思ひ付きのある方だ」〈滑・虚誕計・後〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「痘痕顔」の意味・読み・例文・類語

いも‐がお‥がほ【痘痕顔】

  1. 〘 名詞 〙 疱瘡(ほうそう)のあとのある顔。あばたづら。いもづら。
    1. [初出の実例]「定家卿はいも顔にてしかもそうかふくろくおはしませば」(出典:室町殿日記(1602頃)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む