菌糸、胞子、子実体などが発光する菌類をいい、発光菌ともよぶ。発光は温度や湿度と関係をもつが、種によって発光の条件はさまざまである。発光の生物学的意義は、まだはっきりしていない。発光菌類は世界的には50種程度知られているが、日本に分布するのは次のような種である。ツキヨタケLampteromyces japonicus、ナラタケArmillaria mellea、スズメタケモドキDictyopanus gloeocystidiatus、スズメタケD. psillus、コノハスズメタケD. follicolus、ヤコウタケMycena chorophos、アミヒカリタケFiloboletus manipularisなどである。このうち、ツキヨタケの子実層(傘の裏側のひだの部分)やナラタケの菌糸(材中に露出した菌糸)では顕著な発光がしばしば観察される。外国では、発光菌類を含む属としてカワキタケ属Panusやヒラタケ属Pleurotus(子実体が発光)、カヤタケ属Clitocybe(子実体や菌糸が発光)、アカコブタケ属Xylaria(菌糸が発光)などがある。
[曽根田正己]
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...