出典 占い学校 アカデメイア・カレッジ占い用語集について 情報
…新大陸では,夢や幻覚による占いがもっとも一般的である。旧大陸においては,古代アッシリアやバビロニアでは,占星術,肝臓占い,夢占いなどが政治において重要な機能を果たし,占いは高度に専門化していた。これに対して古代エジプトでは,死んだ王の彫像の動きによって,問いに対する答え(肯定か否定)を判断したので,占いの専門化はあまりすすまなかった。…
…正月に初めて見る夢のことで,その内容からその年の吉凶を占う夢占の意図があった。正月2日が仕事始めであるので,2日に見る夢を初夢といい,〈一富士・二鷹・三茄子(なすび)〉を縁起の良い夢の代表とした。一部には〈夢は逆夢〉といい,逆の結果を予想する所もある。中国の俗説を受けて,良い夢を見るために,夢を食うという貘(ばく)を描いた紙を枕の下に入れて寝る習俗が,宮中や公家を中心に広まり,室町時代には宝船の絵を敷いて寝るようにもなった。…
…睡眠【松本 淳治】
【夢の解釈】
夢は古来,神霊の人間への介入などとして貴ばれてさまざまな解釈が行われ,それには未来を予知したり病気を治癒させる力などが認められていた。〈夢占い〉あるいは〈夢解き〉はさまざまな社会で行われており,特定の職能集団を形成する場合もあり,戦争の開始など国家の重要決定に影響を与えることも少なくなかった。聖書には〈ヤコブの夢〉(《創世記》28:10~22)ほか有名な逸話が伝えられ,古代ギリシアでは医神アスクレピオスの神殿に参籠して夢を授かることで病気を治すということが行われ,日本にも同様な慣習があったことが知られている。…
…生没年不詳。小アジアのエフェソス出身で,各種の占いを研究し《夢占い》全5巻を残した。簡潔な文体が特徴で,著述にあたっては文献の研究ばかりでなく,アジア,ギリシア,イタリアなど各地を旅して得た見聞を活用している。…
※「夢占い」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新