起行(読み)きぎょう

精選版 日本国語大辞典 「起行」の意味・読み・例文・類語

き‐ぎょう‥ギャウ【起行】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。安心(あんじん)・起行(きぎょう)・作業(さごう)の一つ。仏道修行を実践すること。特に浄土教で、身に礼拝恭敬、口に称名讚嘆、心に憶念観察をすることなどをいう。
    1. [初出の実例]「衆生起行既有千殊、往生見土。亦有万別也」(出典往生要集(984‐985)大文一〇)
    2. 「次に起行といは〈略〉おほきにわかちて二とす。一には正行。二には雑行也」(出典:浄土宗略抄(1212頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 正行 名詞 実例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む