重力平衡(読み)ジュウリョクヘイコウ

デジタル大辞泉 「重力平衡」の意味・読み・例文・類語

じゅうりょく‐へいこう〔ヂユウリヨクヘイカウ〕【重力平衡】

天体などにおいて、自己重力と内部圧力が平衡状態にあり、その形状が保たれていること。このときに実現する形状を平衡形状という。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の重力平衡の言及

【重力崩壊】より

…天体が自分自身の重力(万有引力)のために急激に収縮すること。逆に,夜空に輝くふつうの星は重力平衡の状態にある。すなわち,恒星は自分自身の重力のために収縮しようとするが,星の内部は高温,高圧になっていて,その圧力の差による力で収縮を止め,つり合いの状態に保たれている。…

※「重力平衡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む