鍋蓋(読み)ナベブタ

精選版 日本国語大辞典 「鍋蓋」の意味・読み・例文・類語

なべ‐ぶた【鍋蓋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鍋に用いるふた。なべのふた。〔羅浮渉猟抄多識編(1612)〕
  3. ( に形が似ているところから ) 漢字卦算冠(けいさんかんむり)の俗称。「京」「亭」などの「亠」の部分。
  4. なべぶた(鍋蓋)に目鼻」の略。
    1. [初出の実例]「さられては飯匙こぼす袖の露〈似春〉 㒵は鍋ぶた胸こがす月〈芭蕉〉」(出典:俳諧・俳諧一葉集(1827))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む