目鼻(読み)メハナ

精選版 日本国語大辞典 「目鼻」の意味・読み・例文・類語

め‐はな【目鼻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 目と鼻。目や鼻。
    1. [初出の実例]「さる、こまかなる灰の、めはなにも入りて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)真木柱)
  3. 目や鼻のかっこう。顔だち。目鼻だち。
    1. [初出の実例]「あてなる人はみな、物清げに、〈略〉御匂ひに目馴れ給へるを、いで消えともの、かたはなるにやあらむ、おなじめはなともみえず、くちをしうぞおされたるや」(出典:源氏物語(1001‐14頃)行幸)
  4. 物事のおおよそのところ。→目鼻が付く目鼻を付ける

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む