風の神(読み)カゼノカミ

デジタル大辞泉 「風の神」の意味・読み・例文・類語

かぜ‐の‐かみ【風の神】

1 風をつかさどる神。風神ふうじん。
2 風邪をはやらせる疫病神。
3 江戸時代、風邪の疫病神を追い払うと称して門口に立ち、面をかぶり鉦かねや太鼓などを鳴らして金品をねだった者。かぜのかみはらい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の風の神の言及

【風祭】より

…新潟県の弥彦神社の二百二十日の風祭や,兵庫県の伊和神社の二百十日の7日前の風鎮祭など,神社の神事にもなっている。新潟県で風の神の〈風の三郎〉を,旧暦6月27日に小屋を作ってまつり風除けを祈ったのは,やや早い例である。上代から,風水害を防ぐためにまつられた奈良県の竜田大社の風の神の祭りは,旧暦4月と7月の4日で,稲の田植前と,台風の季節に当たる。…

【風】より

…また,ギリシアのアテネには〈風の塔〉(ホロロギオンhōrologionともいう。前1世紀ころの建築で,中に水時計があった)という八角の塔があり,その8面の壁には風向によって異なる天気を表す風の神の像が彫られている。
【風向と風速の観測】
 気象台や測候所で風を観測する場合は,ふつう風向と風速が同時に測定できるプロペラ型風向風速計が使用されている。…

※「風の神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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