安息国 あんそくこく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
あん‐せいこう〔‐セイカウ〕【安世高】
- デジタル大辞泉
- [?~170ころ]中国、漢代の僧。西アジアの安息国(パルティア)の王子であったが、出家して仏教を修め、中国に渡り、洛陽らくようで経典の翻訳に従…
あん‐そく【安息】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)1 何の煩いもなく、くつろいで休むこと。「この広き国土の一隅に―することを許さないのだ」〈木下尚江・良人の自白〉2 「安息香あんそ…
あんそく 安息
- 小学館 和伊中辞典 2版
- riposo(男) ◎安息香 安息香 あんそくこう 〘化〙benẓoino(男) 安息香酸 安息香酸 あんそくこうさん 〘化〙a̱cido(男) benẓo̱ico …
かん‐えい【甘英】
- デジタル大辞泉
- 中国、後漢の武将。97年、西域都護の班超はんちょうの命で大秦国(ローマ)に向かって出発。安息国(パルティア)を経てシリアにまで行ったが、大海…
あんそく【安息】[国名]
- デジタル大辞泉
- パルティア王国。中国で、王朝名アルサケスを音訳しての称。
安息 あんそく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →パルティア
阿蛮 あばん A-man
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 『後漢書』に,安息国 (→パルティア帝国 ) から条支国にいたる途中の国として現れる地名。イラン西部のエクバターナ (現在のハマダーン) にあてる説…
あんそく【安息】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- rest; repose彼らは安息の日々を待ち望んでいるThey are looking forward to quiet times.安息香benzoin安息香酸benzoic acid安息日〔キリスト教の〕…
ańsókú, あんそく, 安息
- 現代日葡辞典
- (⇒ańsókú-bi)O descanso [repouso]. [S/同]Kyū́sókú(+).
安息 あんそく
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ パルティア
あん‐そく【安息】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① ( ━する ) 何の心配も苦痛もなく、安らかに休むこと。[初出の実例]「姑く議論を止めて、安息を受くべしと言ひければ」(出典:西国…
安息(あんそく)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ⇒パルティア
あんせいこう(アンセイカウ)【安世高】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国、漢代の高僧。ペルシアの古王国安息国(パルティア)の太子。王位を捨てて仏教に帰依(きえ)、後漢の桓帝(かんてい)の建和年間(一四七‐一四九)…
甘 英 かんえい
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 生没年不詳後漢 (ごかん) の部将西域都護班超の命により,97年大秦 (たいしん) 国(ローマ)に赴こうとし,安息国(パルティア)を過ぎて条支国(シ…
安息 (あんそく) Ān xī
- 改訂新版 世界大百科事典
- パルティア王国に対する古代中国人の呼称で,この王朝が始祖アルサクArsakにちなんでアルサケス朝と呼ばれていたことに由来する。前2世紀末の張騫(…
安息【あんそく】
- 百科事典マイペディア
- →パルティア
安息 ānxī
- 中日辞典 第3版
- [動]1 静かに休む;静かに眠る.一路劳顿láodùn,请早点儿~/長旅でくたくたでし…
安息 あんそく
- 日中辞典 第3版
- 安静地休息ānjìng de xiūxi,安息ānxī.永遠の~安息を求める|寻求永远的安息.安息香〈化学〉安…
【安息】あんそく
- 普及版 字通
- しずかにいこう。〔詩、小雅、小明〕嗟(ああ)爾(なんぢ)君子 安息を恆(つね)にすること無(なか)れ字通「安」の項目を見る。
安世高 あんせいこう An Shi-gao
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]170頃中国に来た最初期の訳経者。安息国の太子であったが,出家してアビダルマおよび禅経に非常に深い学識をもっていたといわれ,建和2 (14…
あんそく‐じつ【安息日】
- デジタル大辞泉
- ⇒あんそくにち(安息日)
安息日 (あんそくにち) Sabbath
- 改訂新版 世界大百科事典
- ユダヤ人が週の最後の日に与えた名。現在の金曜日の日没から土曜日の日没までをいう。ユダヤ教では前6世紀以来〈シャバット〉と称し,とくに厳格に守…
甘英【かんえい】
- 百科事典マイペディア
- 中国,後漢の武将。1世紀後半から2世紀初頭の人。西域都護(中国の西方地域の統治機関の長官)班超の部下であったが,くわしい生涯については不明…
安息角 アンソクカク angle of repose
- 化学辞典 第2版
- 粉粒体の堆積をつくった場合,その斜面と水平面のなす角をいう.これは粉粒体の摩擦特性の簡単な表現の一つとして古くから用いられているが,値は測…
安息日 あんそくにち Sabbath
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ユダヤ人が 1週の第7日につけた名称。ヘブライ語で Šabbāth。現在の金曜日の日没から土曜日の日没まで。この日はすべての労働,業務を停止し神の礼拝…
安息日 あんそくにち shabbâth ヘブライ語 sabbath 英語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1週7日最後の日(金曜の日没から土曜の日没まで)。『旧約聖書』の天地創造物語は、神の6日にわたる創造(労働)と7日目の休息を語り、安息日の起源…
あんそく‐かく【安息角】
- デジタル大辞泉
- 土・砂などの堆積たいせき物が崩れないで安定しているときの、斜面と水平面とのなす最大角度。一般的な地上の斜面では35度前後、水中では1~2度で滑…
安息角 あんそくかく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 未固結の堆積(たいせき)物が斜面上に堆積するとき、滑りをおこさずに堆積できる最大の傾斜角。安定角ともいう。一般にその物質の内部摩擦よりも5~10…
安世高 (あんせいこう) Ān Shì gāo
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,後漢の桓帝(かんてい)時代(147-167)に渡来した訳経僧。生没年不明。世高は字,本名は安清,安侯ともいう。安息国(パルティア)の皇太子位…
安息角
- 岩石学辞典
- →息角
あんそくかく【安息角】
- 改訂新版 世界大百科事典
あんそくこう‐の‐き(‥カウ‥)【安息香木】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =あんそくこう(安息香)①
安息日 ānxīrì
- 中日辞典 第3版
- [名]<宗教>安息日.
安息日【あんそくにち】
- 百科事典マイペディア
- ヘブライ語シャバットsabbathの訳。元来はユダヤ教で週の最終日に与えられた名。天地創造の7日目に神が休息したことから,現行の金曜日の日没から土…
あんそくねん【安息年】
- 改訂新版 世界大百科事典
あんそく‐かく【安息角】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 石炭や土砂などを積みあげるとき、その山が安定を保てる傾斜角度。
ańsókú-bi [-jitsu], あんそくび[じつ], 安息日
- 現代日葡辞典
- (<…+hi) O dia de descanso;o descanso dominical [sabático].
あんそく‐にち【安息日】
- デジタル大辞泉
- ユダヤ教・キリスト教で、仕事を休み、礼拝を行う聖なる日。ユダヤ教では、金曜日の日没から土曜日の日没まで。神が6日間の創造の業を完了し、7日目…
あんそく‐じつ【安息日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =あんそくにち(安息日)[初出の実例]「メシヤ教会の安息日(アンソクジツ)学校の生徒に」(出典:当世少年気質(1892)〈巖谷小波〉四)
安息角【あんそくかく】
- 百科事典マイペディア
- 穀粒などを空中の1点から水平板上に連続的に落下させて得られる円錐形堆積の斜面と,水平板のなす角。息角,休止角とも。土砂,石炭,粉体等が積み…
甘英 (かんえい) Gān Yīng
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,後漢の人。生没年不明。西域経営で大活躍した班超の部将である。97年(永元9)に班超の命令で大秦国(ローマ帝国)への使者となって出発した。…
あんそく‐び【安息日】
- デジタル大辞泉
- ⇒あんそくにち(安息日)
安息角 (あんそくかく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →粉粒体
あんそく‐にち【安息日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ユダヤ教での聖日。神が天地を創造し終えて第七日めに休息したという「旧約聖書‐創世記」の記述に基づいて、一週の第七日に与えた名称。…
あんそく‐び【安息日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =あんそくにち(安息日)〔日本百科大辞典(1908‐19)〕
安息日
- 小学館 和西辞典
- ⸨ユダヤ教⸩ sabbat m., sábado m., ⸨キリスト教⸩ domingo m.
安息日
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(和仏の部)
- 〔キリスト教〕jour de repos [男];〔ユダヤ教〕sabat [男]
安世高 あんせいこう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。中国、後漢(ごかん)の僧、仏典翻訳者。安息(あんそく)国(パルティア)の太子として生まれたが、王位を弟に譲って仏教に志した。148年こ…
吉蔵 きちぞう Ji-zang
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]太清3(549).金陵[没]武徳6(623)?中国,隋末唐初の僧。嘉祥大師。三論宗再興の祖。祖先は安息国の人なので胡吉蔵の称もある。父も出家し,吉蔵は…