【淆乱】こう(かう)らん
- 普及版 字通
- みだれる。〔法言、吾子〕物錯するときは、則ち(こ)れを天に懸け、衆言淆亂するときは、則ちれをに折(さだ)む。字通「淆」の項目を見る。
【囂乱】ごうらん
- 普及版 字通
- さわぎたてる。字通「囂」の項目を見る。
【繞乱】じよう(ぜう)らん
- 普及版 字通
- もつれみだれる。唐・羅隠〔柳〕詩 年、に新條の在るり 春風に繞亂して卒(つひ)に未だ休(や)まざらん字通「繞」の項目を見る。
【拯乱】じようらん
- 普及版 字通
- 救乱。字通「拯」の項目を見る。
【世乱】せらん
- 普及版 字通
- 乱世。梁・江淹〔雑体詩、三十首、王侍中(粲)の懐徳〕伊(こ)れ昔、世亂に値(あ)ひ 馬に秣(まぐさか)ひて、京を辭せり字通「世」の項目を見る。
みだれ‐かご【乱籠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 小間物や衣類などを一時入れておくかご。乱れ箱。[初出の実例]「机の上のみだれ籠の中から」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善…
みだれ‐ぐら【乱鞍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鞍の前輪(まえわ)と後輪(しずわ)に居木(いぎ)を結びつけないで、取り解かしたままにしてある鞍。〔日葡辞書(1603‐04)〕
みだれ‐ずみ【乱墨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 乱れたまゆずみ。きちんとついていないまゆずみ。[初出の実例]「眉根黒き乱れ墨」(出典:謡曲・百万(1423頃))
ほう‐らん【蓬乱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 蓬(よもぎ)の乱れるように、入り乱れること。[初出の実例]「蓬乱之髪、踰二登徒妻一」(出典:三教指帰(797頃)中)
らん‐おう(‥アウ)【乱鶯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あちらこちらで乱れ鳴くウグイス。方々で鳴きたてるウグイス。《 季語・夏 》[初出の実例]「去来曰、角が句は乗煖の乱鶯也」(出典:俳諧…
らん‐こう(‥カウ)【乱交】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 相手かまわず性交すること。[初出の実例]「パーティの真の目的は乱交にあった」(出典:初稿・エロ事師たち(1963)〈野坂昭如〉二)
らん‐こん【乱根】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 争乱の根源。乱れる原因。〔運歩色葉(1548)〕[初出の実例]「其種は朝鮮にをゐて、囲棋に胎み初(そめ)て、終に日本之乱根とは成にけり」…
らん‐しょう(‥シャウ)【乱将】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 道理にはずれたことをする武将。また、無能な、指揮の仕方の悪い大将。[初出の実例]「闘乱の乱将は花域より飛て、合戦の戦士は夷国より戦…
らん‐しょう【乱鐘】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 続けざまに打つ鐘。乱れ打ちにする鐘。〔馬戴‐客行詩〕
らん‐そう(‥サウ)【乱噪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 乱れさわぐこと。やかましくさわぎたてること。[初出の実例]「乱噪群鴉雖二巳定一、哀鳴独鶴欲二何依一」(出典:空華集(1359‐68頃)七・…
らん‐ぞく【乱賊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 世を乱す悪人。むほんにん。[初出の実例]「高氏虚に乗じて己が乱賊の悪をなし」(出典:箚録(1706))[その他の文献]〔礼記‐礼運〕
らん‐たい【乱堆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 乱雑に積み重ねること。[初出の実例]「牀(とこ)の上に洋籍六七巻と唐本五六帙を乱堆(ランタイ)し」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上)
らん‐て【乱手】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 取引所で、立会中に、時価よりかなり開いた値段で手を振り、市場を混乱させること。[初出の実例]「今度こそ、無謀な乱手を振らせるものか…
らん‐りゅう(‥リウ)【乱流】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 激しく乱れて流れること。また、その流れ。[初出の実例]「洲及島嶼位置の便宜に従ひ、之を一方の岸に結んで、乱流を防ぐ事」(出典:地方…
【遏乱】あつらん
- 普及版 字通
- 乱れをとめる。字通「遏」の項目を見る。
暴乱 bàoluàn
- 中日辞典 第3版
- [名]<貶>(武力による反革命的な)暴動,暴乱.平定píngdìng反革命~/反革命の暴動を鎮圧する.
缭乱 liáoluàn
- 中日辞典 第3版
- [形]まつわり乱れるさま.▶“撩乱”とも.眼花yǎnhuā~/(さまざまなものを見せつけられて)目がくらむ,目が…
乱来 luànlái
- 中日辞典 第3版
- [動]でたらめにやる.むちゃなことをする.这件事要慎重shènzhòng,千万qiā…
乱民 luànmín
- 中日辞典 第3版
- [名]<旧>乱民.
乱套 luàn//tào
- 中日辞典 第3版
- [動]<方>秩序が乱れる.めちゃめちゃになる.要是各行xíng其事,那就~了/めいめ…
迷乱 míluàn
- 中日辞典 第3版
- 1 [形]惑乱している.神志shénzhì~/意識が錯乱している.2 [動]惑乱する.用财色~人心…
【戡乱】かんらん
- 普及版 字通
- 平定する。字通「戡」の項目を見る。
【飢乱】きらん
- 普及版 字通
- 飢え乱れる。字通「飢」の項目を見る。
【虐乱】ぎやくらん
- 普及版 字通
- 乱暴する。〔史記、儒林、轅固生伝〕夫(そ)れ紂亂にして、天下の心、皆湯武に歸す。字通「虐」の項目を見る。
【虧乱】きらん
- 普及版 字通
- 乱れる。字通「虧」の項目を見る。
【撥乱】はつらん
- 普及版 字通
- 乱を治める。〔公羊伝、哀十四年〕君子、曷爲(なんす)れぞ春秋を爲(をさ)むるや。亂世を撥(をさ)めて、(こ)れを正に反(かへ)すは、春秋よりきは(な)…
【逃乱】とうらん
- 普及版 字通
- 逃難。字通「逃」の項目を見る。
【沸乱】ふつらん
- 普及版 字通
- 乱れる。字通「沸」の項目を見る。
【平乱】へいらん
- 普及版 字通
- 平定する。字通「平」の項目を見る。
【僻乱】へきらん
- 普及版 字通
- 邪僻なこと。字通「僻」の項目を見る。
【迷乱】めいらん
- 普及版 字通
- 迷い乱れる。〔書、無逸〕殷王受(紂)の、亂して酒に(よ)へるが(ごと)くすること無(なか)れ。字通「迷」の項目を見る。
【喪乱】そうらん
- 普及版 字通
- 世の乱れ。字通「喪」の項目を見る。
【乱虐】らんぎやく
- 普及版 字通
- 暴虐。字通「乱」の項目を見る。
【乱源】らんげん
- 普及版 字通
- 乱原。字通「乱」の項目を見る。
【乱真】らんしん
- 普及版 字通
- 真偽を乱す。〔宋史、米伝〕、山水人物を畫き、自ら一家と名づく。尤も臨移(模写)に工(たく)みにして、眞を亂して辨ずべからざるに至る。字通「乱…
【乱想】らんそう
- 普及版 字通
- 心惑い。字通「乱」の項目を見る。
【乱頭】らんとう
- 普及版 字通
- 乱れ髪。〔世説新語、容止〕裴令(楷)儁(すぐ)れたる容儀り。冠冕をし、(そふく)亂頭なるも、皆好し。時人、以て玉人と爲す。字通「乱」の項目を見…
【乱悖】らんぱい
- 普及版 字通
- そむく。字通「乱」の項目を見る。
【乱罰】らんばつ
- 普及版 字通
- 不公平な処罰。字通「乱」の項目を見る。
【乱班】らんばん
- 普及版 字通
- 乱次。字通「乱」の項目を見る。
【乱吏】らんり
- 普及版 字通
- 暴吏。字通「乱」の項目を見る。
【穢乱】わいらん
- 普及版 字通
- けがれ乱れる。字通「穢」の項目を見る。
【悶乱】もんらん
- 普及版 字通
- もだえ乱れる。字通「悶」の項目を見る。
乱流 らんりゅう turbulent flow
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 川の流れを見ると、岩や橋脚などの障害物の上流側では流れは滑らかであるのに、下流側では大小さまざまの渦巻が現れ、流れはきわめて不規則、複雑で…
乱流
- 栄養・生化学辞典
- 層流に対する語.不規則に変動する流れ.