さば

精選版 日本国語大辞典 「さば」の意味・読み・例文・類語

さ‐ば

接続先行事柄結果として、後行の事柄が起こることを示す。それならば。それでは。さらば。
平中(965頃)二五「男、志賀へなん詣づると言ひければ、やがて、さば、もろともに。ここにも、さなむとて、行きける」
[補注]「さらば」「されば」の変化した語といわれるが、また、副詞「さ(然)」に助詞「は」の付いた「さは」とする考え方もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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