とろく(読み)トロク

デジタル大辞泉 「とろく」の意味・読み・例文・類語

とろく

《「とお(遠)く」の音変化か》奥の方。底の方。
ひつの―へ納めん」〈浄・二つ腹帯

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「とろく」の意味・読み・例文・類語

とろく

〘名〙 奥まった所。奥の方。底の方。「奥のとろく」「山のとろく」などの形で用いる。
※玉塵抄(1563)四五「をくふかい心ぞをくのとろくのちまたぞ」

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普及版 字通 「とろく」の読み・字形・画数・意味

【図】とろく

図讖。予言書。晋・左思〔魏都の賦〕玉策を金(きんとう)(金匱)に(うかが)ひ、圖石室に案ず。數の在るを考へ、五(のぞ)むを察す。

字通「図」の項目を見る

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