ねんす

精選版 日本国語大辞典 「ねんす」の意味・読み・例文・類語

ねん・す

〘他サ特活〙 (「なんす」の変化した語。活用は、「なんす」と同じ) 動詞の連用形を受けて、軽い尊敬の意を表わす。主に品川遊里で用いられた。
洒落本南閨雑話(1773)部屋の体「あした錦糸さんへ文をやりねんすなら、わっちも文をあげいすから、いっしょにやっておくんねんし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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