デジタル大辞泉
「ふがふが」の意味・読み・例文・類語
ふが‐ふが
[副](スル)鼻や口から息が漏れて、言っていることがわからないさま。「ふがふがして聞きとれない」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ふが‐ふが
[1] 〘副〙
① 口や鼻から
空気がもれ、話すことがきわめて聞き取りにくいさまを表わす語。ふぎゃふぎゃ。
※
人情本・由佳里の梅(1830)初「下の宿の野良七に、鼻柱アかぶりかかれて、フガフガ言って」
② しきりににおいをかぐさまを表わす語。
[2] 〘形動〙 (一)に同じ。
※
浮世草子・
傾城禁短気(1711)三「イヤ目がそろそろ見へぬ。鼻も落ち下地かして、
今朝よりは一倍ふがふがじゃ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報