精選版 日本国語大辞典 「紫宸殿」の意味・読み・例文・類語
ししん‐でん【紫宸殿】

ししい‐でん【紫宸殿】
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「ししいでん」とも。古くは紫震殿とも。平安宮内裏十七殿の一つ。内裏の正殿。内裏内郭のほぼ中央,仁寿(じじゅう)殿の南に位置するため,南殿(なでん)・前殿ともよばれる。母屋(もや)は南を正面とし,東西9間,南北3間,四面に庇(ひさし)がつく。母屋中央のやや北寄りに御帳台(みちょうだい)をおく。紫宸殿や南庭での行事には天皇が出御した。南庇中央の額の間(がくのま)から南庭へ木階(南階(なんかい))が下り,左右に左近の桜・右近の橘が植えてある。現在の京都御所の紫宸殿は1855年(安政2)造営され,平安時代の様式を伝えるという。ここでは,天皇・皇太子の元服や立后のほか,旬政(しゅんせい)・告朔(こうさく)などの政事,季御読経(きのみどきょう)・仁王会などの仏事が行われた。さらに9世紀後半以降,大極(だいごく)殿や豊楽(ぶらく)殿で行われていた元日朝賀・諸節会・即位儀など国家的行事も移され定着した。
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…はじめは節会,季御読経(きのみどきよう),立后,立太子,天皇元服等の通常の公事が行われたが,大極殿(だいごくでん)の廃亡とともに即位や大嘗会(だいじようえ),朝賀等重要な儀式も行われるようになった。内裏のほぼ中央の位置に仁寿殿(じじゆうでん)があり,その南にあるのが紫宸殿で,南に広い白砂の南庭をもつ。庭を囲んで東側に宜陽殿,日華門,春興殿,左掖門(さえきもん),西側に校書殿(きようしよでん),月華門,安福殿,右掖門と対称的に殿舎,門が並び,南庭の南に承明門(じようめいもん),さらにその南に建礼門がある。…
※「紫宸殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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