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紫宸殿 ししんでん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

紫宸殿
ししんでん

「ししいでん」とも読む。南殿 (なでん) ともいう。平安京内裏 (だいり) の正殿朝賀公事を行うところで,大極殿の退廃後は即位などの儀式もここで行なった。南面神明造檜皮葺で,殿の中央北寄りに玉座を設け,その北に中国の制にならい漢唐の名臣 32人の肖像を描いた賢聖障子 (けんじょうのしょうじ) がある。殿舎前庭には左近の桜右近の橘が植えてある。

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デジタル大辞泉の解説

ししい‐でん【紫宸殿】

ししんでん(紫宸殿)

ししん‐でん【紫宸殿】

平安京内裏の正殿。即位朝賀節会(せちえ)などの諸種の儀式や公事(くじ)を行った。入母屋造(いりもやづく)りで南面し、中央の階の左右に左近の桜右近の橘(たちばな)がある。殿内中央に高御座(たかみくら)御帳台(みちょうだい)があり、その後方に賢聖障子(けんじょうのそうじ)が立つ。南殿(なでん)。前殿。ししいでん。→十七殿

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百科事典マイペディアの解説

紫宸殿【ししんでん】

内裏の正殿。〈ししいでん〉とも読む。南殿(なでん)ともいう。9間4面の素木(しらき)造で,屋根は檜皮葺(ひわだぶき),入母屋(いりもや)造。南面の18階段の東に左近(さこん)の桜,西に右近の橘を植える。
→関連項目白馬節会賢聖障子清涼殿曼陀羅寺

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世界大百科事典 第2版の解説

ししんでん【紫宸殿】

内裏の正殿。〈ししいでん〉とも読む。内裏の南部分にある第1の御殿で,南殿(なでん),南大殿,前殿,正寝,正殿ともいう。はじめは節会,季御読経(きのみどきよう),立后,立太子天皇元服等の通常の公事が行われたが,大極殿(だいごくでん)の廃亡とともに即位や大嘗会(だいじようえ),朝賀等重要な儀式も行われるようになった。内裏のほぼ中央の位置に仁寿殿(じじゆうでん)があり,その南にあるのが紫宸殿で,南に広い白砂の南庭をもつ。

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大辞林 第三版の解説

ししいでん【紫宸殿】

ししんでん【紫宸殿】

〔「ししいでん」とも〕
内裏の正殿。南面して建つ入母屋いりもや造り檜皮葺ひわだぶきの建物。正面九間の母屋の四方に廂ひさしを設け、母屋と北廂の間に賢聖障子けんじようのそうじを入れる。もと日常の政務を議する所であったが、大極殿だいごくでん焼失後は即位などの儀式も行うようになった。南殿なでん。前殿。現在の京都御所のものは1855年の造営。 → 内裏

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

紫宸殿 (シシンデン)

学名:Biota olientalis var.ericoides
植物。ヒノキ科の常緑針葉低木

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世界大百科事典内の紫宸殿の言及

【紫宸殿】より

…はじめは節会,季御読経(きのみどきよう),立后,立太子,天皇元服等の通常の公事が行われたが,大極殿(だいごくでん)の廃亡とともに即位や大嘗会(だいじようえ),朝賀等重要な儀式も行われるようになった。内裏のほぼ中央の位置に仁寿殿(じじゆうでん)があり,その南にあるのが紫宸殿で,南に広い白砂の南庭をもつ。庭を囲んで東側に宜陽殿,日華門,春興殿,左掖門(さえきもん),西側に校書殿(きようしよでん),月華門,安福殿,右掖門と対称的に殿舎,門が並び,南庭の南に承明門(じようめいもん),さらにその南に建礼門がある。…

※「紫宸殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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