ウバ(読み)ウバ(英語表記)Uva

飲み物がわかる辞典 「ウバ」の解説

ウバ【Uva】


紅茶銘柄一つで、スリランカ・セイロン島南東部のウバ州に産するもの。水色(すいしょく)は澄んだ深紅で、メンソールのような爽やかな香りと渋みのある力強い味わいが特徴。代表的な高級銘柄で、インド産のダージリン、中国産のキーマンと並び、世界三大銘茶の一つに数えられる。

出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のウバの言及

【さばに】より

…鹿児島県の吐噶喇(とから)列島から南,南西諸島の各地で使われていた刳(くり)舟。奄美大島ではウバ,徳之島ではイグリブネともいっていた。大きさは多様であるが,通常は長さ4.5mくらいのもので,古くは松材で造り,近代に入ってからは主として杉材で造っていたが,しだいに板舟に変わり,現在完全な刳舟は博物館でしか見られない。…

※「ウバ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」