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ダージリン Darjeeling

翻訳|Darjeeling

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダージリン
Darjeeling

インド北東部,ウェストベンガル州北部の都市。ダージリン県の行政庁所在地。コルカタ (カルカッタ) の北約 500kmに位置。ヒマラヤ山脈の前山の尾根上,標高 2290mにあるため夏は涼しく (7月の平均気温 16.1℃) ,適度の降水もあり,カンチェンジュンガエベレストなどの秀峰を望むインド東部最大の避暑地。特にタイガーヒルは高級別荘地として有名。かつてはシッキム (→シッキム州 ) に属していたが,1835年にイギリス東インド会社に割譲され,19世紀末から避暑地として発展。紅茶産地としても有名で,製茶産業のほか,キナ皮,ショウズクも取り引きされる。北ベンガル大学の所在地で医学部など多数のカレッジ,自然博物館,植物園,測候所がある。人口 10万 7530 (2001) 。

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デジタル大辞泉の解説

ダージリン(Darjeeling)

インド東部、西ベンガル州保養都市ヒマラヤ山脈南麓の標高約2050メートルの高地に位置する。英国統治時代に避暑地として開発され、英国風の街並みが残っている。茶の名産地。平野部とを結ぶダージリン‐ヒマラヤ鉄道はアジア最古の登山鉄道であり、1999年に世界遺産(文化遺産)に登録された。

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百科事典マイペディアの解説

ダージリン

インド東部,西ベンガル州北東隅,シッキムに近接する都市。ヒマラヤ山脈南麓,標高約2100mに位置する避暑・観光地カンチェンジュンガ山を望む展望台があり,ヒマラヤ探検基地でもある(1881年開通のダージリン〜ヒマラヤ鉄道は1999年世界文化遺産に登録)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ダージリン【Darjeeling】

インド北東部,西ベンガル州最北端の避暑地。人口7万3000(1991)。地名はチベット語のドルジェ・リンDorge Ling(〈雷電の土地〉の意)に由来する。シッキム・ヒマラヤ南麓の標高約2100mにある。1835年イギリス東インド会社がシッキム王より買収,在印イギリス軍の療養地として開発し,インド独立まで旧ベンガル州の夏の州都であった。麓のシリグリから〈おもちゃの汽車〉とよばれる小さな登山鉄道で達する。

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大辞林 第三版の解説

ダージリン【Darjeeling】

◇ インド北東部、ヒマラヤ山脈の南麓にある保養都市。海抜2100メートルに位置する高原避暑地。茶の産地として知られる。
で産する紅茶の銘柄。香りが高いのが特徴で高級品とされる。

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飲み物がわかる辞典の解説

ダージリン【Darjeeling】


紅茶の銘柄一つで、インド北東部ヒマラヤ山麓のダージリン地方に産するもの。甘い香りがあり「紅茶のシャンパン」と称される。代表的な高級銘柄で、スリランカ産のウバ、中国産のキーマンと並び、世界三大銘茶の一つに数えられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ダージリン
だーじりん
Darjeeling

インド北東部、西ベンガル州北部の観光・保養都市。ネパール・ヒマラヤ山脈南東麓(ろく)の標高2248メートルに位置する。人口10万7530(2001)。地名はチベット語で「雷の町」を意味する。イギリス人が開いた避暑地で、ダージリン紅茶の産地として有名。快晴の日にはカンチェンジュンガ山(8586メートル)やエベレスト山(8848メートル)などのヒマラヤ山脈を望むことができるインド屈指の景勝地である。春と秋が観光シーズンで、夏は雨が多い。市内にはイギリス領時代の町並みが残り、ホテル、レストラン、市場など観光客相手の施設が軒を並べ、ロイド植物園、自然史博物館、ヒンドゥー教のディルダム寺院などがある。また、この町の市場は後背地としてネパールやチベットなどをもち、国際的な定期市の機能を果たしている。主要産品として紅茶のほかにカルダモン(コーヒーの香味に似た香辛料)、チンチョーラ(傷口の治療などに使われる薬草)、キニーネなどがある。南方11キロメートルにあるタイガー・ヒルはヒマラヤ山脈の展望台として有名。交通は、コルカタ(カルカッタ)から空路55分のバグドグラBagdograよりバスまたはタクシーで行くか、コルカタから鉄道でシリグリSiliguriまで行き、そこから狭軌の登山鉄道に乗る方法などがある。[米田 巌]

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