カステル・デル・モンテ(英語表記)Castel del Monte

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カステル・デル・モンテ」の意味・わかりやすい解説

カステル・デル・モンテ
Castel del Monte

イタリアプーリアにある城。 13世紀前半に神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世によって造営された。正八角形のプラン (床面) をもち,おのおのの角はやはり正八角形の小塔が設けられている。正面入口の破風の形やピラスタ (片蓋柱) には,フリードリヒ2世の古代趣味が現れている。 1996年世界遺産の文化遺産登録

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世界大百科事典(旧版)内のカステル・デル・モンテの言及

【アンドリア】より

…ノルマン時代から町が栄え,旧市街には聖ドメニコ教会をはじめとする宗教建築が多く残存している。13世紀に南イタリア一帯を支配したフリードリヒ2世はこの地を好み,アンドリア南方18kmの所にその居城カステル・デル・モンテが残存している。【萩原 愛一】。…

※「カステル・デル・モンテ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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