日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 カンタベリー(ニュージーランド)かんたべりーCanterbury ニュージーランド南島中東部の地方名。サザン・アルプスから東岸のバンクス半島に至る地域で、北はコンウェイ川、南はワイタキ川で限られる。中心都市は北のクライストチャーチと南のティマル。主産業はアルプス東麓(とうろく)の粗放的牧羊とカンタベリー平野の混合農業で、子ヒツジの肉は「カンタベリー・ラム」の名で知られる。クック山周辺は景勝に富んだスキー、登山の観光地で、海外からも観光客が訪れる。[浅黄谷剛寛] クック山 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例