東岸(読み)トウガン

精選版 日本国語大辞典 「東岸」の意味・読み・例文・類語

とう‐がん【東岸】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 東側の岸。
    1. [初出の実例]「鶏儀未だ旧からずして、西朝に飛ぶ。亀甲新たながらも東岸に(ほろ)びぬ」(出典将門記(940頃か))
    2. [その他の文献]〔晉書‐毛宝伝〕
  2. [ 2 ] 雅楽朗詠の中の一曲。早春の詞に曲づけされたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む