ク語法(読み)クゴホウ

デジタル大辞泉 「ク語法」の意味・読み・例文・類語

く‐ごほう〔‐ゴハフ〕【ク語法】

活用語語尾に「く(らく)」が付いて、全体名詞化される語法。「言はく」「語らく」「老ゆらく」「悲しけく」「散らまく」など。→く(接尾)らく(接尾)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ク語法」の意味・読み・例文・類語

く‐ごほう ‥ゴハフ【ク語法】

〘名〙 活用語の語尾に「く」がついて全体が名詞化される、「言はく」「語らく」「老ゆらく」「悲しけく」「(言ひ)しく」「(聞く)ならく」「(散ら)まく」などの語法。「く」または「あく」を接尾的要素として説明される。古くは、「言はく」等を「言ふ」等の変化として、「か行延言」と称した。→く〔接尾〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android