チレントディアノ渓谷国立公園(読み)チレントディアノケイコクコクリツコウエン

デジタル大辞泉 の解説

チレントディアノけいこく‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【チレントディアノ渓谷国立公園】

Cilento e Vallo di Diano》イタリア南西部の都市ナポリ南東約110キロメートルにある国立公園。高い山々と美しい渓谷、複雑な海岸線をもち、二つの古代遺跡と中世修道院がある。遺跡パエストゥムは紀元前7世紀のギリシャ植民都市、港町ベリアの古代遺跡は前6世紀のもの。カルトジオ修道会のサンロレンツォ修道院はバロック様式で建てられている。1998年「パエストゥムとベリアの古代遺跡群を含むチレントディアノ渓谷国立公園とパドゥーラのカルトジオ修道院」として、世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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