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パエストゥム Paestum

デジタル大辞泉の解説

パエストゥム(Paestum)

イタリア南部、カンパニア州の町カパッチョにある古代ギリシャ・ローマ時代の都市遺跡。紀元前7世紀にギリシャの植民都市として建設され、ヘラ神殿、ポセイドン神殿、ケレス神殿のほか、城壁や城門、円形闘技場の遺跡がある。国立考古学博物館には故人をしのぶ絵が描かれた石棺、アッティカ様式の黒い壺をはじめ、出土品が展示されている。1998年、「パエストゥムとべリアの古代遺跡群を含むチレントディアノ渓谷国立公園パドゥーラのカルトジオ修道院」として、世界遺産(文化遺産)に登録された。ペストゥム

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世界大百科事典 第2版の解説

パエストゥム【Paestum】

南イタリア,ナポリ湾南のサレルノ湾沿岸にシュバリスによって前600年ころに建設された都市。ギリシア名はポセイドニアPoseidōnia。現在名はペストPesto。前4世紀にルカニア人の手中に陥り,前273年にはローマによってラテン植民市とされた。帝政期まで繁栄するが,しだいに沼地化し,マラリアの猛威で人口が減少し,9世紀後半アラブによって破壊された。18世紀に道路建設工事中に発見され,発掘された遺跡には,前6世紀建設のいわゆるバシリカ,保存状態良好の前5世紀のネプトゥヌス神殿,帝政期の浴場跡などが見られる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パエストゥム

ポセイドン神殿」のページをご覧ください。

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