ノイトロジン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノイトロジン」の意味・わかりやすい解説

ノイトロジン

好中球を選択的に増加させる作用をもつ顆粒球コロニー刺激因子製剤で,遺伝子組換えにより大量生産が可能である。好中球を選択的に増加させる作用をもち,非ホジキン型白血病,癌化学療法に伴う好中球減少症,骨髄移植時の好中球数の増加促進,再生不良性貧血,骨髄異型性症候群に伴う好中球減少症などの治療薬として用いられる。 1993年 10月には急性リンパ白血病にも適用が拡大された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android