バソトシン

栄養・生化学辞典 「バソトシン」の解説

バソトシン

 9個のアミノ酸でできたペプチドで,一部脊椎動物下垂体後葉にある.バソプレッシン,オキシトシンと類似活性をもつ.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のバソトシンの言及

【膀胱】より

…両生類などの膀胱は総排出腔から生じた内胚葉性のものである。両生類のカエルでは脳下垂体後葉ホルモンのバソトシンvasotocinが膀胱に働いて水の吸収を促進し,水の体内保持に役だっている。また,副腎皮質ホルモンも膀胱に働いて電解質の再吸収を促進し,血液濃度を維持している。…

※「バソトシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android